「環境にやさしい」「どこでも使える」「災害に強い」
LPガスの特徴と、安心して使えるその理由をわかりやすくご説明します。
LPガス(プロパンガス)とは?
LPガスは「Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)」の略称で、一般的に「プロパンガス」とも呼ばれています。常温では気体ですが、圧力を加えると容易に液化するため、ボンベに充填してどこへでも持ち運べるのが最大の特徴です。日本全国の家庭・業務用・産業用など幅広い場面で利用されており、総世帯の約40%のお客様にご利用頂いております。
LPガスの5つの特徴
LPガスが多くの場面で選ばれる理由を紹介します
-
FEATURE 01
環境にやさしいLPガス
LPガスは化石エネルギーの中でもCO2排出量が少なく、燃焼時の排ガスも極めてクリーンです。硫黄分などの不純物が厳密に管理されているため、屋内でも安心して使用できます。
-
FEATURE 02
どこでも使えるポータブル性
液化すると体積が気体時の約1/250。ボンベに充填すればどこへでも持ち運べます。都市部だけでなく、離島・山間部・キャンプ場・災害現場など、パイプラインが届かない場所でも活躍します。
-
FEATURE 03
災害時に強いLPガス
LPガスは各家庭・施設ごとに個別供給される「分散型エネルギー」。地震などの災害でガス供給が遮断されても、個別に点検・復旧できます。東日本大震災でも被災3県のLPガス供給世帯はほぼ全戸が迅速に復旧しました。
-
FEATURE 04
LPガスは都市ガスの約2.2倍の高火力
LPガスの発熱量は1m³あたり約24,000kcal。都市ガス(約10,750kcal)の約2.2倍の熱量を持ちます。ご家庭の調理から業務用厨房、工場での加熱作業まで、スピーディーに高温を実現します。
-
FEATURE 05
地政学的リスクの少ない安定供給
LPガスは北米や豪州など輸入先が分散されており、特定の地域情勢に左右されにくいのが強みです。国内には国家・民間の厚い備蓄も確保されており、不測の事態でも途切れることなく安定してエネルギーを届けられます。
LPガス(プロパンガス)の安全性について
「プロパンガスって危ないの?」という疑問にお答えします。
「ボンベが爆発しそう」「プロパンガスは危ない」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、実際のデータを見ると都市ガスよりもLPガスの方が事故件数が少ないことがわかっています。正しい知識を持つことが、安全で安心な使用につながります。
データで見るLPガスの安全性
平成22年に起きたLPガスの漏洩事故205件のうち、ボンベ容器(バルブ部含む)からの漏れはわずか12件。全体の約6%にすぎません。
残りの約94%は配管やガス器具の不備など、都市ガスでも同様に起こりうるものでした。「LPガスだから危ない」ということはなく、適切に管理・使用すれば非常に安全なエネルギーです。
出典:高圧ガス保安協会「平成22年度 液化石油ガス関係事故年報」
知っておきたい、LPガスの性質と安全の仕組み
-
無色無臭
(着臭済み)LPガス自体に毒性はなく無色無臭。家庭用は安全のため、ガス漏れを素早く察知できるよう独特の臭いが付けられています。
-
空気より重い
万一漏れた場合は低い場所に滞留します。窓や換気扇を開けて換気することで安全に対処できます。
-
着火温度が高い
プロパンの着火温度は約460〜520℃。ガソリン(約210〜300℃)より高く、火のそばに置いても引火しにくい性質があります。
-
燃焼範囲が狭い
空気中の濃度が2.1〜9.5%の範囲に入らなければ燃焼しません。一定濃度になると臭いで察知できるため、適切な対処が可能です。